幕末の歌人であり勤皇の志士であった野村望東尼の命日に当たる11月6日、隠居後の住まいとなった平尾山荘で第150回遠忌の法要が平尾望東会(会長志間久宣氏)が施主となって執り行われました。
法要に先だって、志間会長、望東尼研究家谷川佳枝子さんらによって150回遠忌記念碑が除幕されました。記念碑の御影石には、望東尼が高杉晋作に夜なべをして縫った旅衣を渡し、歌を詠んでいるところがレリーフされた銅板がはめ込まれており、傍らにこの時詠んだ「まごころを つくしのきぬは 国のため たちかえるべき 衣手にせよ」が刻まれています。
その後、法要に入り博多吉塚の明光寺本多廸富住職による読経の中参列者の焼香がありました。
西日本新聞11月7日付朝刊によると300名の参詣者があった由。
閉会に際し各界からの祝電に続いて、当会山崎拓会長の祝辞本文が披露されました。
当会からは山崎会長に代って毛屋副会長、天本理事のほか、篠原理事、近藤理事、東旭秀さん、加藤芳子さん、鬼木誠さん(衆議院議員)、岳康宏さん(県議会議員)らも参詣しました。