藤香会

記念碑

藤香会創設120周年記念碑

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「藤香会」は、前身の「報古会」結成から120年の永い歴史を歩み続けている。報古会は福岡繁栄の礎は黒田如水公、長政公を初め歴代藩主の並々ならぬご苦心によって築かれてきたものであり、そのご功績に少しでも報いたいという趣旨で、黒田藩ゆかりの方々を軸に明治24年(1891 )に創設されたものである。
その後報古会は、ご先君方の遺業を偲び福岡の発展を念じて諸活動を実施してきたが、太平洋戦争をはさむ急激な時代の変遷に対応すべく、昭和22年(1947)民主的な新しい出発を期して藤香会と改称した。以来、藤香会は風化しつつある黒田家のご遺徳とご遺業を顕彰しづつ、郷土福岡の歴史と文化の継承発展に尽力してきた。

本年は、報古会創設120周年目にあたり、その記念事業として報古会および藤香会の発展充実に寄与された先人に想いを馳せ、また、報古会初代会長山中立木氏以来一貫して受け継がれてきた本会創設の精神と伝統を後世に伝うべく、ここに記念の碑を建立する。

福岡の 今の栄を 築かれし 黒田の名こそ 永遠にとどめん

藤香会

平成二十二年十月吉日

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