5月26日(日)11時から天神ビル11階会議室で令和6年度総会が開催されました。
総会員数264名(内賛助会員56名)の内、出席会員53名、委任状提出会員122名の合計175名で、総会員数の1/2以上となって総会が成立しました。
国歌斉唱に続いて昨年度亡くなられた会員2名(小川義晴様、瀧口宗芳様)のご冥福を祈り1分間の黙祷。毛屋副会長が開会を宣言した後、山崎会長の挨拶があった。
山崎会長挨拶の趣旨は、本日の総会開催に際しご出席の皆さまに御礼を申し上げます。当会発足当時からもいろいろ活動して来ましたが、今年も本日の3号議案にもあるように活動をするに際し、昨年の総会でご賛同いただいた会費の値上げをすることで皆様にはご負担をお掛けするのを心苦しく思っております。ひとえに文化の振興活動を活発にやりたいとの思いであり、郷土発展のため皆様には今年もよろしくお願い申し上げます。
議案は理事会案通り全ての議案が承認された。
毛屋副会長は、基本計画案について今年も長政公の法要や、黒田家と関係の深い神社大祭の参詣等藤香会の事業を着実に執り行いたいとの表明があった。
「福岡城復元の検討に対する協議会」が福岡商工会議所の提言により発足し、当会も協力する事になっているが、まだ始まったばかりで天守閣があったということになれば、また議論が進んで行くことになろうとの説明があった。
その後、大島泰治監事が令和5年度をもって役員を退任された。長年にわたって理事を勤められ、また監事として本会の業務執行状況、会計処理について適切な指摘をいただき、本会の発展に尽力して来られました。忠之公ご法要の折には、講話で忠之公の生い立ちなどを語っていただきました。
また会員で褒章を受けられた博多織工業組合理事長の原田昌行さん、囲碁ボランティアの松村緑さん(緑綬褒章)に花束を贈呈しました。
人事は次の通りです。
会長:山崎拓
副会長:毛屋嘉明
事務局 局長:田島満行
松尾等
理事 (総務) 西田経敏 栗山順子
(研修) 田中崇和 吉田征則
(広報) 天本孝久 中村照久
(会計) 郡 基博 秦 紀子
因幡敏幸 岳康宏 徳永良子
森 純子 村山由美 関 賢二(新)
監事 馬頭徹夫 田中雅美
総会終了後に占部賢志さんの「ふるさと歴史余話」と題して講話がありました。
いくつかのお話が纏められていますが、その中に戊辰戦争の時に福岡藩は秋田藩と共に庄内藩と戦いました。その渦中に戦死した人たちはその地に葬られ、以来毎年敵味方にかかわらず慰霊が行われて、福岡にも案内が来たが、誰も参列した人はいないとのこと。
奥羽列藩同盟の人たちが敵方であった福岡藩の戦死者を弔っていることを知り、法要には参列すべきだと思うと話されました。
日本人は、死ねばみんな仏さま、神さまになり、それを生きた人たちが祀るという精神構造がある。知らなかったこととは言え、弔ってくれている人たちに感謝すべき感銘の深い講話であった。