サミットのパンフレット
会場となった文化会館
9月21日(日)、岐阜県垂井町文化会館で開催された大河ドラマサミットに黒田家十六代当主黒田長髙様とともに藤香会から7名の理事が参加しました。
岐阜県垂井町は黒田官兵衛と並び称される軍師竹中半兵衛が陣屋を築いた所で、信長の人質となっていた松寿丸(後の黒田長政)が半兵衛によって救われ、匿われていた所としても有名です。
大河ドラマサミットは半兵衛・官兵衛、二兵衛ゆかりの自治体である福岡市、姫路市、兵庫県三木市、滋賀県長浜市、岐阜県大野町、岐阜県関ケ原町、そして地元垂井町の7自治体が一堂に会して開催されました。最初に垂井町長の歓迎の挨拶と各自治体及び参加者の紹介、各自治体のイベントが行われました。
続く講演は作家火坂雅志さんが「軍師 竹中半兵衛と黒田官兵衛」と題して、半兵衛の短い生涯を、17人での稲葉山城(後の岐阜城)攻め、長浜城の築城と城下町の経営手法、姫路攻めでの官兵衛との出会い、三木城攻めなどを話されてました。最後に火坂さんご自身の著作「軍師の門」の冒頭の部分を朗読されて講演をしめくくられました。
半兵衛も官兵衛も、いかに人を殺さずに降伏させるかについて智略を練ったことについて力を込めて説明されました。
最後に各自治体関係者が壇上に並び、勝どきを上げて解散となりました。
竹中家の方とともに黒田家十六代当主黒田長髙様も登壇
参加者を代表して壇上での勝どき (垂井町役場提供)
サミットに先立ち、垂井町の半兵衛関連の史跡を巡りました。
五明稲荷(松寿丸が匿われたところで、松寿丸お手植えのイチョウがあり、鳥居は黒田家からの寄進です)、半兵衛陣屋跡(現在、門と石垣が残っています)、青莪記念館(学問所の跡で、古文書をはじめとする史料が展示されています)、禅幢寺(竹中半兵衛の菩提寺で、裏山は竹中一族や家臣団の墓所となっています)などを町職員や解説ガイドボランティアの方々の案内で見学しました。
五明稲荷 (松寿丸が匿われていたところ)
竹中半兵衛陣屋跡(櫓門の中には史料が展示されています)
竹中半兵衛像 (陣屋跡前)
青莪記念館
禅幢寺
竹中家墓所