江戸時代に各藩が設置した藩校の教育を現代に生かそうという「第13回全国藩校サミット福岡大会」が10月3日福岡市のホテルニューオータニ博多で開催されました。およそ1,400人が参加し、藤香会からも10数名の会員が出席しました。
全国から旧藩主の当主32名も出席され、福岡藩からは第16代当主黒田長髙様が大会名誉会長として参加されました。
大会は「グローバル時代を拓く藩校の息吹」をテーマに、漢字文化振興協会の石川忠久会長が、福岡藩出身の金子堅太郎について講演され、講談師の神田紅さんは講談で会場を沸かせました。
福岡藩の藩校であった修猷館高校OBによるパネルディスカッションも行われ、最後に「和魂洋才の精神を未来にわたって教育の場に醸成する」という福岡宣言を採択して閉会しました。
次回は、来年11月に福岡藩8代藩主治高公の実家(多度津京極家)である香川県丸亀市で開催されます。
サミット会議での大会名誉会長黒田長髙様の挨拶
壇上の旧藩主家の当主の方々
参加した藤香会会員
参加した藤香会会員