長髙様、集団山見せで台上がり

博多山笠は7月13日の集団山見せで初めて博多部から福岡部へ入ります。長髙様は、七流れのうち千代流れに台上がりされました。

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六番山笠・千代流に台上がりされた長髙様

藩主家の当主が山笠に参加されるのは、773年の長い歴史の中で初めてのことです。

また、黒田家の菩提寺でもある崇福寺に舁き入れたのも初めてだった由。

崇福寺の岩月海洞老師は、禅宗は神社のお祭りの山笠がお寺に舁き入れてもこだわらな

い。仏教であれ、神道であれ、キリスト教であれ、一緒に人々の安寧を祈ってゆける旨の話をしておられました。この考えで、如水公の法要もキリスト教と一緒に行うことにも拘らなかったということです。

長髙様は、博多祇園山笠が773年の伝統を持つと聞いて黒田家の福岡での歴史より長い祭りであり、それに台上がりという貴重な体験をしたと話しておられました。

藤香会からは毛屋嘉明副会長、田中崇和理事、長岡鎮廣会員(柳心会宗家)が水法被姿で参加しました。

この模様は、西日本新聞ほか多くの新聞、テレビなどで報道されました。

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千代流の舁き山は「真紅兵貫義(しんくつわものぎをつらぬく)」

ちなみに飾り山は「軍師官兵衛」でした。

長髙様、千代流表右肩に台上がり

7月到来、いよいよ博多山笠の季節となりました。15日の追い山まで2週間の博多の町のお祭りです。博多山笠は今年773年の伝統を誇る重要無形民俗文化財です。

7月13日の集団山見せには、黒田長髙様が千代流の表右肩に台上がりされます。集団山見せの台上がりは地元の著名人や経済界の重鎮が多いですが、山笠773年の伝統でも旧福岡藩主の当主が台上がりされるのは初めてのことではないでしょうか。

福岡藩筆頭家老黒田播磨(三奈木黒田家)の安政2年の日記には、

「例年當十五日 山笠舁廻候節 乗馬跡先付廻リ 山舁之者 難渋之趣

年行事より申出候付 手筋江達相成度旨 町奉行より大目付まて申出候付

筋々相達置 可申席之心得も可有之ニ付 卒度 申出置候段 (大音)権左衛

門(家老)より申出 承知之旨 相答置」

と記されています。

これは6月6日(旧暦)の記述ですが、昔は6月1日から15日まで開催されていました。

昔も警備の武士も、警備はそこのけで見学していたのです。

長政公392回忌ご法要・墓所草刈り清掃のご案内

8月4日の黒田長政公の392回忌ご法要を前に、墓所の草刈りと清掃を実施します。

去る4月1日に黒田家墓所は福岡市へ寄贈されましたが、草刈り・清掃とご法要は

従来通り藤香会で実施します。

 

墓所草刈り・清掃

日時   平成26年7月27日(日) 9:00~11:00

少雨決行

場所   崇福寺境内 黒田家墓所

福岡市博多区千代4丁目7番-29号

草刈りおよび清掃道具は藤香会で準備します。普段着でご参加ください。

駐車場が無いため、公共交通機関をご利用ください

HP 草刈り案内140620

平成26年3月 如水公ご法要時の草刈りの様子

 

長政公392回忌ご法要

日時   平成26年8月4日(月) 11:00~

場所   崇福寺本堂および墓前にて

なお、参列される方は平服にてご参詣ください

HP 法要の様子140620

如水公ご法要の様子

平成25年度総会 開催のお知らせ

既に会員には案内が送付されていると思いますが、25年度総会が開催されます。

■日時  平成26年5月24日(土) 午前11時より

■場所  福岡市中央区地行  鳥飼八幡宮 参集殿

■議事  平成25年度決算報告

平成26年度予算審議

講話  講師  歴史研究家 小河扶希子(おがわ すまこ)さん

演題  「福岡藩の幕末史」

 

昼食を挟んで会員の懇親を行います。

※出欠のご連絡をお願いいたします。また、会費の納入をお願いいたします。

黒田家サミット In 長浜

黒田家ゆかりの5都市が集まっての黒田家サミットは今回で6回目となり、再び黒田家発祥の地である滋賀県長浜市の木之本スティックホールで5月10日に開催されました。

スティックホール

長浜市の藤井市長の挨拶の後、黒田家第十六代当主黒田長髙様の挨拶がありました。

長高様挨拶

黒田家十六代当主黒田長髙様の挨拶

その後、元NHKアナウンサー松平定知氏による「疑惑と友情」と題しての特別講演と引き続き、太田浩司長浜市歴史博物館長と松平定知氏との対談がありました。

松平氏との対談

太田浩司歴史博物館長と松平定知氏との対談の模様

 

最後に恒例の黒田家サミット宣言が採択されました。

宣言内容

私たち黒田家ゆかりの都市は、黒田家でのつながりをご縁として、お互いの歴史や文化を理解し合い、相互に連携しながら、各地域の魅力を生かしたまちづくりを継続して行っていくことの大切さを確認しました。

サミット参加の関係自治体や市民団体は、黒田官兵衛の大河ドラマ放送を契機に、脈々と受け継がれる地域資源を改めて検証、継承するとともに、軍師・官兵衛の先見性や実行力にならい、新たな歴史や文化を創造していくことを宣言します。

サミット宣言

黒田家サミット宣言の様子(右端は、福岡市・柴田観光コンベンション部長)

黒田官兵衛どんたく隊 参上!

博多どんたく港まつりが5月3日、4日に開催されました。3日のパレードには250名の“官兵衛どんたく隊“が出場しました。官兵衛孝高には黒田長髙様が騎乗で、藤香会の理事ら30名が二十四騎に扮して、またパレード隊として参加しました。また、黒田都市サミットの各都市からも参加がありました。

パレード終了後、福岡市役所演舞台でお披露目があり、長髙様が挨拶されました。

どんたく-騎馬姿の長高様
どんたくパレード(騎乗姿の長髙様)

 

どんたく-二十四騎
どんたくパレード(二十四騎の面々)

翌4日は福岡城演舞台にご夫妻で参加されて、松囃子の祝いの口上を受けられ、伝統に則り一束一本の答礼を行われました。

博多松囃子は、旧正月15日に藩主に対する博多商人の挨拶で、城内に入って藩主に直接お祝いを述べるという伝統の行事です。現在では、博多どんたく港まつりとしてゴールデンウィーク中の福岡市民のお祭りとなっています。

どんたく-山崎会長挨拶
藤香会 山崎拓会長挨拶

 

どんたく-長高様挨拶
黒田長髙様の挨拶

 

稚児流祝いの口上
稚児流(今年は西流)の祝いの口上

 

一束一本の答礼
稚児流それに対する一束一本の答礼

 

稚児舞
稚児舞い

松囃子 口上
松囃子 恵比寿流による祝いの口上 “祝おーたぁ”