第15回全国藩校サミット金沢大会

一昨年の福岡、昨年の丸亀に続く15回目の藩校サミットが、去る9月30日(土)から10月1日(日)に加賀百万石の城下金沢でおよそ300名が参加して開催されました。

当地前田家18代前田利祐様、徳川宗家18代徳川恒孝様をはじめとし、藩校関連の約30藩のご当主の出席されました。福岡本藩からは、黒田長髙様ご夫妻に加えて藤香会、修猷館、黒田奨学会関係者で総員18名が参加しました。 秋月藩からも第15当主の黒田長幹様と約10名の参加がありました。

主催地加賀藩の藩校は「明倫堂」と「経武館」です。「明倫堂」は、明治になって旧制第四校高等学校、更に戦後は金沢大学へと繋がります。  

翌10月1()はエクスカーションで城跡、兼六園、美術館、前田利家公を祀った尾山神社等を見学しました。

 なお、加賀前田家の17代当主の前田利建様の奥方は、筑前黒田家14代当主の黒田長禮様の長女政子様ですので、黒田家とは親戚筋にあたられます。 (田中崇和記)

大会に参加された長髙様ご夫妻、徳川宗家恒孝様ご夫妻と参加者
金沢城・五十間長屋
秋を迎えた兼六園

職隆公の第433回忌法要が執り行われました

如水公の父職隆公の第433回忌法要と彼岸会法要とを兼ねた法要が、位牌が安置されている大長寺(福岡市中央区舞鶴)で9月23日に執り行われました。

江戸時代中ごろ、幕府により藩主の系図の提出が命ぜられ、黒田家も先祖探しを行なって系図を提出しました。播州妻鹿(めが)にあった職隆公の墓所を改修した折、墓所から出てきた硅化木(古木の根)が筑前にもたらされ、大長寺に安置されました。大長寺ではこのたびお堂を建てて古木の根を安置しました。それを記念してのご法要です。

黒田長髙様と藤香会の7名の理事が参列しました。姫路からも黒田武士顕彰会の神澤会長他の参詣がありました。

法要の後、福岡市博物館の田坂大蔵顧問が「黒田家と大長寺」と題して講演を行いました。普段あまり知ることのない姫路での職隆公の存在や黒田家の先祖探しの中で職隆公の墓所を探し、改修したことなどをお話されました。

新しく建てられたお堂に安置された「古木の根」
河東老師による読経
長髙様の焼香
老師の読経の中、本会会員の焼香
参列した会員ほかの集合写真
田坂大蔵福岡市博物館顧問の講話
西日本新聞に掲載された「古木の根」の記事(9月21日付)

 

柳心会宗家継承20周年記念演舞大会が開催されます

当会会員であり、福岡藩伝柳生新影流兵法柳心会14代宗家の長岡源十郎鎮廣さんの宗家継承20周年を記念しての演舞大会が行われます。

日時   平成29年10月8日(日) 12時30分開場、13時30分開演

第1部  13時30分~15時

第2部  15時30分~16時30分

場所   福岡武道館 (福岡市中央区大濠1丁目)

入場無料

奮ってご観覧ください。

宗家継承20周年記念ポスター

歴史勉強会が開催されました

当会恒例の歴史勉強会が9月8日(金)午後、福岡市博物館講座室で行なわれました。今年は、当会会員であり、福岡地方史研究会会長でもある石瀧豊美先生が「黒田家と奨学事業」について、1時間30分にわたって講演されました。会員42名、一般14名の計56名の出席でした。

明治維新に出遅れたと言われた福岡県は、当時の大学進学者数で評価した場合は薩長土肥に続く第5の藩閥と言われ (外山正一)、山口、鹿児島に次いで第3位に位置付けられている。金子堅太郎、福本日南、井上良一にその例を見る。

この淵源は、「中国の兵法を学び、戦わずして勝つ」という黒田家の伝統による。貝原益軒と亀井南冥による藩校修猷館と甘棠館のほかに賛生館、文武館の4つの藩校があった。

幕末の海外留学生、廃藩置県後の海外留学生のなかから日本の学会や政治、経済をリードする人材が輩出されたことはよく知られているところである。

そして人材を育成する制度が黒田家にはあり、そのひとつとして藩校(修猷館)の再興、藤雲館の設立と奨学事業がある。中堀、肥前堀の蓮を県から黒田家に払い下げられ、その収益を光雲神社の維持費や修猷館の経費に使用し、埋め立てられた後はその益金を奨学会の基金として使った。

公益財団法人黒田奨学会は今年で102年となり、現在は黒田家浜御殿の跡地を駐車場として使用し、その収益を給付型奨学金に充てている。

講演される福岡地方史研究会会長の石瀧豊美先生
講演に聞き入る参加者
山崎拓会長のお礼の言葉

 

福岡城建つ!

福岡青年会議所(JC)が福岡城址(天守台跡)にパネル100枚を使って建てました。

8月11日と12日の2日間、夜はライトアップされます。

見られなかった方のために写真を掲載します。

ラグビー場付近から見た一夜城
祈念櫓近くからアップで見た一夜城
祈念櫓付近から見ていますが、パネルの足場が見えています
上の橋御門から見た遠景
上の橋御門付近からの遠景

初代藩主長政公の第395回御忌のご法要

ご法要は長政公の命日である8月4日、16代当主長髙様を迎えて崇福寺の方丈(本堂)で厳かに執り行われました。会員56名が参列しました。岩月海洞老師の読経の中、長髙様を初め会員が焼香をしてご法要を終えました。

その後、長政公の墓前に向かい、僧侶の読経の中で焼香を済ませ、すべての行事がとどこおりなく終了しました。

当日は気温が36度と暑く、会員は汗を拭きながらの法要でした。

受付を済ませる会員
岩月海洞老師の読経
本堂でのご法要を終えて、挨拶する山崎拓会長
長政公の墓前で焼香される16代当主長髙様
8月5日付西日本新聞に掲載された「長政公ご法要」の記事

歴史勉強会の案内

恒例の歴史勉強会は下記の要領で実施されます。

日時  平成29年9月8日(金) 13時30分より

場所  福岡市博物館 1F 講座室

講師および演題  石瀧豊美氏(当会会員)

「黒田家と奨学事業について」

 

福岡藩主黒田家は100余年にわたり育英、奨学事業を行い、現在は公益財団法人黒田奨学会として奨学金を給付しています。

黒田家は学問奨励の気風を持ち、廃藩置県後には海外へ多くの留学生を送り出し、藤雲館、修猷館の再興、東京に黒田小学校の設立などを行ってきました。

そのような歴史を郷土歴史家である石瀧豊美氏が講演します。

黒田家墓所の清掃

8月4日の長政公の395回御忌法要を前に、7月30日炎暑の中黒田家墓所の清掃をしました。会員や市の職員、奉仕団体の人たち総勢53名が汗を流しました。

草刈りは7月24日に福岡市が実施し、当日は木の枝の剪定や墓石前の清掃を主として行いました。

豪雨被害に遭われた東峰村から太田和孝会員も駈けつけ、植栽されている黒田親子桜の施肥や木の枝の剪定をしました。

作業の手順を説明する毛屋副会長と西田理事
作業手順の説明を聞く会員
豪雨被害のあった東峰村から駈けつけた太田和孝会員
清掃作業を終えての参加者の集合写真

29年度総会が開催されました

5月28日(日)11時より鳥飼八幡宮参集殿で開かれました。

国歌斉唱の後、山崎会長より、「昨年の総会で創設した賛助会員にご理解をいただいた多数の企業・団体に会員になっていただいた。当会の財政基盤を強化して会の目的である歴代藩主の遺徳を顕彰し、郷土の歴史に誇りを持つ市民意識を涵養してゆきたい。」との挨拶がありました。

続いて28年度の事業および決算報告と、29年度の事業計画および予算案が原案どおり承認されました。

今年度の年間行事は、如水公、長政公、忠之公の法要の他に、黒田家ゆかりの神社参詣を昨年より新らたに追加した住吉神社、警固神社、筥崎八幡宮、太宰府天満宮、宗像大社と従来の光雲神社、鳥飼八幡宮、紅葉八幡宮の8社を参詣することにしました。

また9月23日には、黒田職隆公の墓標改装のあった大長寺に長髙様が参列しての法要が行われ、藤香会からも参列することになりました。

歴史勉強会は9月8日に福岡市博物館で、歴史研究家であり当会会員でもある石瀧豊美氏に「黒田家と奨学事業」と題して講演をいただくことになっています。また史跡巡りは11月7日に宗像大社をはじめ古墳などを巡って研鑽を積むことにしています。

総務原理事の事業報告
熱心に審議する会員
挨拶する鈴木新顧問と高倉新理事
「黒田藩と博多織物」について講話を行う讃井勝彦氏